伊豆箱根鉄道駿豆線3000系第1編成(3501F 一次形)
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3501-3002-3001
昭和54年に製造された、3000系兄弟の長男たる編成です。
この編成を指す時、『3000系第1編成』、『3501F』、『3000系一次形1次車』などと表現します。
車体は普通鋼製で、白地に青ライン、大きな戸袋窓が3000系鋼製車共通の特徴です。
この3501F、全部で4編成存在する3000系鋼製車と見た目は何ら変わりは無いのですが、いくつか特徴的な点が存在します。
この編成の修善寺方の先頭車であるクハ3501には、カーブでの嫌なきしり音を軽減し、摩擦を防ぐ為の『レール塗油器』が装備されており、他の鋼製車体を持つクハ3500形と比べ自重が0.3t重くなっています。
また中間車を指定席とした快速電車として使用する為、昭和63年に中間車モハ3002の車内を改装し、車端部を除き転換クロスシートとなっており、他のモハ3000形とは定員が異なります。
この編成は平成20年9月にワンマン運転の設備を整えた模様です。(情報提供:1100さま)
クハ3500形3501
昭和54年 東急車輛製
自重30.3t 定員148名
鋼製車体 ワンマン運転対応
レール塗油器装備
モハ3000形3002
昭和54年 東急車輛製
自重40.0t 定員145名
鋼製車体
転換クロスシート装備
クモハ3000形3001
昭和54年 東急車輌製
自重40.0t 定員148名
鋼製車体 ワンマン運転対応
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