115系(JR東海静岡車両区所属車)
【現役引退】
主な最終走行線区:東海道本線(熱海~豊橋) 御殿場線 身延線
113系の山岳地向け仕様といった趣の115系は、JR東海では静岡車両区(所属標記:静シス)に在籍し、勾配の多い支線区を中心に活躍していました。
平成17年現在、静岡車両区に在籍する115系は3両編成を組むもののみでしたが、編成によって仕様が異なり、以下の2タイプに分類されました。
・耐寒・耐雪構造でシートピッチを拡大した1000番台を中心に組成されたS編成
・耐寒・耐雪構造を省略し、シートピッチを拡大した2000番代を中心に組成されたB編成
上記は大まかな分類ですが、更に細かな違いが存在していました。
S編成の下り方先頭車となるクハ115の中でもひときわ異彩を放っていたのがS8編成のクハ115-188で、現在主流の小型のシールドビームではない原形の大型ヘッドライト、通称「デカ目」を今もなお残す車両としてファンの間では人気でした。
しかし、残念ながら平成18年冬に解体されてしまいました。
B編成のうち、B8編成の中間車モハ114-2608は霜取り用のパンタグラフを装備し、冬季には2つのパンタグラフを上昇させた独特の姿で毎年活躍していました。
115系は113系とともに長らく静岡地区で活躍してきましたが、平成19年3月18日のダイヤ改正を機に全車が313系新型電車に置き換えられ、その活躍を終えました。
平成17年現在、静岡車両区に在籍する115系は3両編成を組むもののみでしたが、編成によって仕様が異なり、以下の2タイプに分類されました。
・耐寒・耐雪構造でシートピッチを拡大した1000番台を中心に組成されたS編成
・耐寒・耐雪構造を省略し、シートピッチを拡大した2000番代を中心に組成されたB編成
上記は大まかな分類ですが、更に細かな違いが存在していました。
S編成の下り方先頭車となるクハ115の中でもひときわ異彩を放っていたのがS8編成のクハ115-188で、現在主流の小型のシールドビームではない原形の大型ヘッドライト、通称「デカ目」を今もなお残す車両としてファンの間では人気でした。
しかし、残念ながら平成18年冬に解体されてしまいました。
B編成のうち、B8編成の中間車モハ114-2608は霜取り用のパンタグラフを装備し、冬季には2つのパンタグラフを上昇させた独特の姿で毎年活躍していました。
115系は113系とともに長らく静岡地区で活躍してきましたが、平成19年3月18日のダイヤ改正を機に全車が313系新型電車に置き換えられ、その活躍を終えました。
←豊橋【静シス115系編成図】熱海→
S編成
←クハ115-0 or 600 or 1000 - モハ114-1000 - クモハ115-1000 or 1500→
※600・1500番台は中間車の先頭車化改造車
B編成
←クハ115-2000 - モハ114-2600 - クモハ115-2000→
※B編成の中間車モハ114は、身延線の狭小トンネル対策の為、低屋根の2600番台
S編成
←クハ115-0 or 600 or 1000 - モハ114-1000 - クモハ115-1000 or 1500→
※600・1500番台は中間車の先頭車化改造車
B編成
←クハ115-2000 - モハ114-2600 - クモハ115-2000→
※B編成の中間車モハ114は、身延線の狭小トンネル対策の為、低屋根の2600番台
※上記は平成17年時点での編成例です。
凡例
クハ115 : 制御車 ※矢印は運転台の向き
モハ114 : パンタ有り電動車 パンタは熱海寄りに配置
クモハ115 : 制御電動車 ※矢印は運転台の向き
2本連結した6両編成を組んでの運用も多く、S編成同士、B編成同士の他、S編成+B編成による6両編成の組み合わせも見られました。
凡例
クハ115 : 制御車 ※矢印は運転台の向き
モハ114 : パンタ有り電動車 パンタは熱海寄りに配置
クモハ115 : 制御電動車 ※矢印は運転台の向き
2本連結した6両編成を組んでの運用も多く、S編成同士、B編成同士の他、S編成+B編成による6両編成の組み合わせも見られました。